1月16日(水) 首都高速道路会社(菅原社長)の調査研究会委員会は15日首都高の約300kmのうち47kmの区間が老朽化をして造り直しや大がかりな修繕が必要だと発表しました。
建設から40年以上が経過をして補強工事だけではいずれ大きな被害や人命の危険が心配されると述べています。
これらを中心に大規模な改修工事には最大9,100億円の経費が掛かると見込まれています。
47kmのうち16kmは道路や橋脚などの作り直し、28kmは側壁を取り換えるような大掛かりな修繕が必要だそうです。
これを受け、首都高速会社は来年、1号羽田線の東品川桟橋、鮫洲埋立部の造り直しに取り掛かるそうです。
47kmは首都高が設計基準を厳しくした(通行車両の重さを8トンから9,6トンに引き上げ)より以前に設計され、強度が比較的に弱く、大型トラックなどの交通量が多く、橋脚部のひび割れ、道路のデコボコが目立つそうです。
又、ネクスコ東日本も近々に修繕が必要な個所を発表する予定だそうです。
東京都を取り巻く道路網、特に高速道路の改修工事については必ず行わなければならない工事ではありますが、財源については今後多くの議論が必要と考えられます。
利用者負担、税金の投入など多くの議論をして進めていかなければなりません。そして、割引制度も平成25年度で終了予定です。是非、前向きな話をしたいです。