12月15日(木) 平成23年度東京都議会第4回定例会が閉会をしました。
何と、これほどにも多くの課題が発生した議会は過去にもなかつたのではないでしょうか?
石原慎太郎東京都知事が定例記者会見で突然自民党批判を行い事実無根の話題を述べ始めたのがスタートでした。
自民党都連の定期大会を控え役員人事の変更を迫る。又、八王子の市長選について発言をする。更には都議会の慣例である議長人事について発言を行ったり忙しい議会でした。
しかし、終始、都議会自民党は宮崎幹事長、内田都連幹事長を中心に冷静に対応し一度たりとも石原知事に対し信頼の姿勢は崩すことはありませんでした。
只、知事に対してミスリードした人物については残念な思いです。
多くの関係者の努力により自民党都連の役員人事は留任が決定をしました。
又、八王子の市長選挙については、また裂き状態を解消してわが党の石森都議を擁立する事が決定をしました。その際には心ある友が涙を流し悔しい思いをしたことは忘れてはならないですし、島にとつても心に残る出来事です。
そして、都議会議長は辞意を表明して、都議会の慣例に乗っ取り第1党の民主党から選出された中村議員が議長に就任されました。
過去、第1党から議長候補が選ばれ議会で各党が認めて就任します。一番大事な事は、選出されるときは政党からですが議会で認められれば127名の議会の代表として都知事と同格の立場です。議会の権威を保つためには議員全員が議長を信頼し支えていく責任が伴ってきます。その事実を議長自身も議員も強く認識しなければなりません。
今回、総ての課題が解決に向けて進んだことは与党第1党の強い責任感と議会第1党の民主党、友党の公明党の良識が議会の権威を守ることが出来たと考えます。
反面、多くの課題を残した事も事実です。都議会自民党の特別顧問としての島も含め真摯に現状を受け止め、石原知事の4選を後押しした責任を強く意識して日々都政発展に努力を惜しまないことが必要です。
残された課題を一つ、一つ解決していきたいです。自分自身も選挙を控え日々精進を続ける決意です。
誤字脱字をお許しください。