1月19日(水) 今年に入って、感染性胃腸炎「ノロウィルス」によって亡くなられた方たちが多く出たとの報道をよく耳にします。聞きなれない名前のせいか新種の恐ろしいウィルスがまた出現したのかと思いましたが、このノロウイルスによる患者は毎年出ています。
 特にこの冬に大流行しているわけではなく、37年も前にこのウィルスが発見され、毎年のように被害がでています。都内においても、昨年11月1日〜1月14日までに、医療機関5件・高齢者施設14件・児童施設11件・小学校6件の計36件、1440人もの発症者数が出ています。
 通常、健康な成人がかかっても軽い症状で済んでしまうそうですが、症状が軽いといっても完治していなければウィルスが体内生きており、特に子供や抵抗力の弱い高齢者に感染してしまうので充分に注意が必要なウィルスです。
 予防対策は、しっかりした手洗いと、貝などを食べる時は加熱して食べることです。充分に気を付けましょう。
※リンク:東京都福祉保健局・ノロウイルスによる感染性胃腸炎
※リンク:厚生労働省・ノロウイルス食中毒の予防に関するQ&A