12月7日(火) 三井物産のDPF問題に対し、東京・千葉・埼玉・神奈川は共同で告訴状を提出しました。そんな中、以前から東京都は、自動車公害対策を推進するため、国と石油連盟に対し、硫黄分が10ppm以下である「サルファーフリー(超低硫黄)」自動車燃料の早期供給を要請してきました。国の審議会(総合資源エネルギー調査会)では、サルファーフリー燃料の供給時期について、ガソリンは2008年、軽油は2007年が適当としていました。ところが、石油連盟各社のご努力により、審議会の示した時期よりも2〜3年前倒し、2005年1月からサルファーフリー燃料が全面供給されます。
 東京都は、国に対し、世界一厳しい排出ガス規制の導入を求めてきましたが、その実現に必要なサルファーフリー燃料の供給体制が整うことになりました。私は、東京都がこれからも世界の自動車公害対策をリードできるよう努力していきます。