10月13日(水) 健康増進法に基づき、平成15年11月に全国一斉に実施した「国民健康・栄養調査」の都民分が、先月、東京都福祉保健局により「東京都民の健康・栄養状況」として発表されました。
 結果は、ビタミンE・B1・B2の3割は、サプリメントや特定保健用食品(お腹の調子を整えるなどの特定の目的で健康の保持増進に役立つものと厚生労働省が認可した食品)から摂取していることが明らかになりました。サプリメントは、手軽に栄養摂取ができる反面、用量に対して厳重な注意がないと過剰摂取になるおそれがあると指摘されています。また、カルシウムと鉄は依然として足りず、脂肪・食塩は摂りすぎの傾向があるそうです。多くの人が緑黄色野菜や豆製品の摂取が少なく、これらを多く取り、脂肪や塩分の多いものを避ける努力がもっと必要なようです。
 食欲の秋に相応しく、おいしくて体に優しい食材選びもいいかもしれません。