6月7日(土) 昨日、都住宅局幹部の方と話をする機会がありました。大変記憶に残る話でしたのでHPにご紹介します。
住宅局といえば、都営住宅の建設と維持管理が主たる業務でした。しかし時代は変化し、都民の居住形態の大部分を担うマンションは、維持管理から建て替えまで総合的な対応をしなければなりません。そのために住宅局では、「分譲マンション建て替え改修アドバイザー制度」や、都民が安心して購入できるように「東京都優良マンション登録表示制度」を創設しました。
さらに、若年ファミリーへの住宅支援として利用機会の公平を図りながら、利便性の高い地域の都営住宅については「期限付き入居制度」を実施しております。
また都営住宅の建て替えについては都民共有の財産である敷地を高度利用し業務用地を生み出し、民間活力を活用しながら業務・商業・住宅・福祉機能などを導入したプロジェクトを推進し地域の活性化を図っています。そして木造住宅密集地域の整備をはじめ多くの事業を展開し、1200万都民が快適で安全な生活を送れるよう日夜努力しております。
さて足立区では、区内に公共住宅は約32000戸があります。これらをどう地域のために活用するかが求められているのではないでしょうか。過去の住宅の建て替えでは、住区センター・保育園等の併設を求めていました。しかし現在、都営上沼田地区周辺団地建て替え事業については老朽化した団地に対し建て替えを促進しながら余剰地を生み出し足立区と協議し地域の活性化に寄与し、民有地については地区計画をかけ新たな街づくりを行おうとしています。そして千住地区においては、京成線・千住大橋駅そばにある公共住宅(千住橋戸アパート)を含めながら駅前開発、街づくりをはじめようとも考えています。
このように足立区ではまだまだ眠った莫大な資産があるのではないでしょうか。それをただ単に認識するだけなのか、それとも宝の山として生かしていくのかは、議員と行政の考え方一つです。
私は、この資産を有効活用し足立区を発展させるために努力したいです。
※リンク:東京都住宅局