5月27日(火) 動かぬ原発に対し今日は新潟県へ行ってきました。山崎幹事長を中心に福島県へ訪問した同じメンバーで、自民党新潟県議団に東京都民を代表し懇談に行きました。6月から危惧される電力不足に対し立地地域(新潟県・福島県)の理解を頂きなんとしてでも原発の稼動を開始しなければ首都圏の混乱は回避できません。
新潟県議団は嵐副議員団長・長津総務会長・上村政調会長・天井党紀委員長・渡辺議会対策委員長らが迎えていただき、早速会合に入りました。
私、高島事務局長から出席都議を紹介し、山崎幹事長が挨拶。そして県議側から嵐・上村両議員が挨拶をしました。その後、「感謝とお願い」の要望書を手渡し、新潟県連からも立地地域としての基本的な考え方、そして運転再開を巡る状況とスタンスについて、文章と口頭で説明があり、懇談が行われました。
議論の焦点は、東電に対する信頼の欠如、国に対するエネルギー政策の対応、首都圏の電力供給地に対する理解等、厳しい意見が出ました。それを受け、都議会では国をはじめ関係機関に「原発に対する安全宣言を含め同じ不祥事を起こさない等」の意見書を出すこと、更に区市町村議会にも同様の活動を要請すること、また5月30日に行われる、関東ブロック議長会にて三田都議会議長より各議長に現状の理解と協力の要請を依頼すること等が提案されました。そして、今後も立地地域に対し安心・安全の確保、信頼の確保、更には首都圏住民の電力に対する啓蒙を目的に活動を行うことで終了しました。
長時間にわたり厳しい意見の交換がありましたが、東京と新潟の相互理解が深まり、この機会が契機となりさらに建設的な議論ができると確信しました。
(写真:「感謝とお願い」の要望書を新潟県連へ手渡す、山崎都議団幹事長)
※リンク:ニュース・電力供給の感謝とお願いへ自民党福島県連訪問(2003-05-21)
※リンク:自由民主党新潟県支部連合会