2月18日(火) 品川区では2006年の開校を目指して、9年間の義務教育課程を、小中一貫で『4年・3年・2年』という学年に構成する考えをまとめました。これは、子供の心身の発育段階に合わせて学校運営するという狙いがあります。
品川区教育委員会によると、最初の4年は、学級担任による指導中心で、残り5年間は教科担任制による指導になります。その他、必修科目に加えて選択教育学習も取り入れられ、最後の2年間は選択学習の時間を増し、さらに自由な勉学の機会を与えるということです。
対象となったそれぞれの小・中学校は、文部科学省の研究開発校に指定されており、学習指導要領に縛られず教育課程の編成が可能になります。
足立区でも、学区域の廃止や、五反野小学校の“新しいタイプの学校運営”への取り組みなど、子供達の成長に合わせて指導する教育を推進しています。子供を持つ親として、学力の低下が叫ばれている今、限られた時間の中で、多くの事に興味を持たせ、その中でどれだけ個人の能力を引き出してあげられるか、学校に期待するところがあります。しかしながら、転入の問題など、素朴な疑問も無くはありません。これからの動向を見て、良い制度はどんどん吸収し、実践していきたいと考えています。