2月7日(金) 東京都は、都市機能を著しく阻害している踏切渋滞を、短期間に緩和・解消しようという『踏切すいすい事業』の完成第1号として、調布駅付近の踏切渋滞を今年3月末に解消します。
ここは、ピーク時には1時間に34分間も遮断されているという鴨川街道と京王線とが交差する踏切で、渋滞による大気汚染や騒音が近隣の住民を困らせていました。そこで、京王線の連続立体交差が完成するまでの間、緊急的に仮設道路橋を設置する事にしました。
この“踏切すいすい事業”の特徴として、創意工夫の成果が随所に見られます。例えば、工期の短縮→当初4年かかると考えられていたものが、2年に短縮されました。これは、直接基礎で杭打ちを省略したり、橋脚と桁の1本化により現場作業を短縮したりするものです。また、材料の選定にも工夫があり、市場調達できる既製品や規格品のみが使用されているところです。これによって、仮設道路橋撤去後、材料の転用が可能になります。
私は、北千住にある大踏切、竹の塚にある開かずの踏切の渋滞解消・連続立体交差を早急に強く求めていきたいと考えています。