1月15日(水) 「全力で足立区を主張」を信条に毎日頑張っています。区議の時からのテーマの一つである用途地域の改正について少し書きます。
足立区の面積のうちの約500ha(11%)が現在、建ぺい率30%か40%・容積率60%か80%です(俗に言う、さぶろく・よんぱち)。これは、都市計画法の53条区画整理を施行すべき地域として指定され、区画整理を施行することにより良好な市街を形成するとの考えです。
現在、足立区内では六町を始め何ヶ所かですでに施行されています。しかし、社会状況も刻々と変化し、財政状況も厳しい時代、なかなか新たな区画整理を行うことが難しくなってきました。ならば、現状のままの建ぺい率・容積率で我慢を強いられるのか、それとも別の街づくりのメニューを提示して理解を頂き事業を進めることが必要なのか。このことを区議の時代から思い現在まで取り組んできました。その結果、東京都は平成14年3月には「周辺区部における土地区画整理事業を施行すべき区域の市街地整備のためのガイドライン」を作成しました。
さらに当該の地域全てを地区計画に指定し建ぺい率、容積率を緩和する考えです。足立区そして鈴木恒年区長も全力で進めており、昨年暮れには高島と足立区そして都市計画局の局長以下理事者と打ち合わせも終了しまた。本年7月には区原案を作成し平成16年度には東京都において正式に決定します。
これは、全国的にも注目を浴び、景気の浮揚策にもなると信じます。期待してください。
※リンク:東京都用途地域の見直しについて
※リンク:足立区用途地域の見直しについて