4月16日(月)東京都議会は騒然としています。
今日の朝刊数紙には昨年の都議会経済港湾委員会で都民ファースト所属の樋口たかあき都議が豊洲市場への移転、築地再開発について質問を行いました。
その内容が「ヤラセ質問」との報道がなされました。
この質問については、都知事が記者会見での発言を応援するような質問でした。
都議会自民党はこの質問について疑問を感じ調査を行っていました。
先日、東京都に対して開示請求を行ったところ、「不存在」との返事が来ました。
再度、開示内容を詳細に整理して開示請求を行ったところ、「非開示」の通知が本日届きました。
これにより樋口都議と知事顧問の小島氏とのメールなどのやり取りが存在することが証明されました。
同様にこの質問に疑問を持った報道機関もあり、開示請求を行い「非開示」の通知を届けられていたそうです。
それが発端で今回の報道が行われたようです。
今回の事実は二元代表制を踏みにじる許しがたい行為として断じて許す事が出来ません。
又、知事は情報公開が都政の一丁目一番地と何度も発言をしながら、今回の非開示の通知は発言と行動が伴わない知事としての無責任を露呈しました。
更に平成二九年第二回東京都議会における議決により元東京都副知事浜渦武生氏及び元政策報道室 理事 赤星經昭氏の虚偽の陳述について告発に対する不起訴処分の理由について本日東京地方検察庁から通知がありました。
その内容は嫌疑不十分の旨の告知がありました。
昨年の議決については都議会自民党は告発は出来ないとの観点から反対の対応をさせて頂きました。
その際、わが党の100条特別委員会の桜井委員長も動議を提出され解任をされました。
残念でなりません。
本日、東京都議会は樋口都議の質問問題、開示請求の「非開示」、100条委員会の告発に伴う検察庁の告知、など、あってはならない愚行が明らかになりました。
今後の対応が心配です。
我が党の秋田一郎幹事長の談話を掲載させていただきます。