《帰宅後は必ず手洗いとうがいを行いましょう。》
《感染しない、感染させない。》
《三密に気を付けましょう。》
4月24日(金) 朝一番で足立市場へ。
足立区千住地区では歴史のある足立市場です。地域の方たちには「やっちゃ場」として親しまれ都民の台所として活躍をしています。
東京都内にある11の市場はどこも苦しい経営状態に陥っています。千住市場も関係者からは悲鳴に近い窮状が訴えられています。特に都民の食生活を支える市場機能は休むことはできません。当然、都庁でも営業をお願いしています。
しかし、現実は、入口である市場の機能は確保しながら出口である家庭、スーパーは活動をしているから良いのですが、大口のホテル、飲食店は休業同様の状態です。政府、東京都も自粛要請をして協力金を給付します。
市場は開場するように依頼をして出口であるホテル、飲食店は閉鎖していれば当然市場機能は低下をして魚類、野菜、花きは滞留して商品価値はなくなり破棄する事態に追い込まれています。同様に花き市場も生産者は卒業式、入学式、結婚式などイベントに合わせてお花を生産しています。多くのイベントが中止になり花きの需要が無くなりました。花きの成長を止めることはできません。
当然、最終的には破棄をするように追い込まれています。もうすでに市場機能は崩壊しつつあるといっても過言ではありません。何としてでも窮状を救わなければ将来に禍根を残します。
その意味で足立市場を視察しました。
金曜日ですから多少は買い出し人も来ていると思いましたが、言葉が出ません。市場関係者の方に聞くと20%以下の供給で商売にならない、このままでは廃業するお店が出てきます。との声でした。高島からは頑張りますと語る事しかできませんでした。悔しいです。
その後は、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う中小零細事業者への家賃補助について」の要望活動を鈴木執行部の皆さんと行いました。
国土交通省では御法川副大臣、佐々木政務官とお会いをして現下の窮状を伝え意見交換を行いました。次に経済産業省では松本洋平副大臣に要請、意見交換を行いました。特に松本副大臣は自民党東京都連所属であり身内同様の方です。忌憚のない意見交換でした。
午後からは岸田自民党政調会長への要請活動、意見交換です。三か所すべてにおいて鈴木幹事長をはじめ執行部が説明と意見を述べて前向きな発言をいただきました。高島からは今朝の市場の厳しい状況、各団体に関して、例えばバス協会の利用率がゼロの状況、タクシー・ハイヤー協会の状況などを話し、更に偏在税制で東京の税収を国に持っていかれ今回の国難時に際しては国の施策は47都道府県平等に行うならば都民から頂いた税金は都民に還元させて欲しい、又、一兆円の新型コロナに対する臨時交付金も47都道府県で一番厳しい状況の東京都に対して考慮して欲しいと要請しました。
岸田政調会長にはこれからも東京都の状況も含め何度でも要請活動に来ますと伝えました。
その後は、都庁での打ち合わせの連続です。