5月5日(木) ゴールデンウィーク最終日です。
とは言っても世間は日曜日まで休みの方もいるようです。
先日、足立区梅田でお世話になっている方から電話があり何人かで食事をしているから顔を出したらとお電話を頂きました。
行ってみると10数年ぶりに渡部さんご夫妻にお会いをしました。話を聞いてみると、
島の後援会の方の会社に数十年ご夫妻で務め無事に定年を迎えました。故郷である福島県に帰り自宅を新築して平和に生活をしていたそうですが、3月11日の大震災により福島原発の事故が発災し強制的に避難をさせられたそうです。
その後は、学校やビジネスネスホテルなどを転々としていたそうです。
その間、島の支援者の社長が何度も連絡をして自分自身の自宅に避難するように話をしたそうです。しかし、ご迷惑をかけるからとご辞退をしていたそうですが、今回さらに会津若松市へ移動する指示が出たそうです。そこで、決断をして足立区梅田にご夫妻でお見えになり社長宅でお世話になるそうです。
帰京した夜に慰労会を開催し島に声をかけて下さいました。先ず、お叱りを頂いたのは選挙で落選した事でした。一生懸命に応援して都議会議員になったのに落選してと、怒られました。又、今回の原発事故についての何点かの質問を浴びました。島も答えられる事を答えましたが、突然お財布から紙を出して島に渡してくれました。
その紙はご夫妻が原発による避難者である証明書です。更に後の2枚はご夫妻が放射能に被ばくしていない証明書でした。
同じ国に住み、同じ生活をしていた人たちが突然、証明書を持たなければならない環境になってしまう恐ろしさを強く感じました。