6月6日(金) 東京都交通局では、大江戸線の全駅に可動式ホーム柵を設置する事を検討しています。
平成12年に全国で初めて三田線に可動式ホーム柵を設置し、転落事故は0になりました。これによって、バリアフリー新法では可動式ホーム柵の設置が鉄道事業者に努力義務化されました。
導入によって停車時間の増加で、輸送力の低下や長期間の改修工事、柵とドア位置の停止精度の課題はありますが、自動列車運転装置(ATO)の精度に合わせて柵のドア部分を広くとったり、ATOの改修を行わず、専用の装置を設置する事で、工期の短縮やコスト削減を図ります。