11月28日(月) 東京都都市整備局では、姉歯建築設計事務所が関与した都内72件の情報を千葉県より受け、都区の連携により当該物件の孝造計算書の偽造の有無を調査しました。
国土交通省の調査で既に偽造が明らかになっているもの11件、構造計算書に新たな偽造が判明したもの4件、構造計算書に偽造が無かったもの40件、計画が中止となり確認申請がなされていないもの5件、構造計算書が廃棄されるなど調査が不能なもの11件、その他1件(確認申請と構造計算の使用用途が違うものの計算の結果構造耐力の基準は満たしている)以上のような結果になりました。
新たに偽造が判明した4件については、建築確認を既に取り消されている台東区の物件を除き再計算を実施し、耐震強度を確認する他、調査不能なものについては、確認審査機関や設計事務所、建築主等にも協力を要請し引き続き調査を継続していきます。