9月28日(月) 午前中には足立区、北区、江戸川区選出の都議会議員が集まりました。

足立区では南花畑地区、六町地区など3区の区画整理事業の促進のための議員連盟です。本日は安藤副知事に対して超党派の議員連盟が28年度予算について事業の早期完成を求め予算と職員の増強をお願いしました。

特に、北区、江戸川区については事業も収束に近づいています。しかし区内六町地区はまだ多くの課題が山積をしています。

地元選出議員として努力以外にありません。

その後は、行政、業界の方たちとの打ち合わせ、報告事項のヒアリングです。

夕方からは2020東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事会が虎ノ門ヒルズで行われました。

新国立競技場、エンブレム問題など課題が多いためかマスコミの数も増えているようです。

冒頭、森会長からは旧エンブレムについての反省点、今後は同様の問題が起きないように組織も含め新たに検討課題について述べられました。

その後、追加種目について御手洗選考委員会会長より報告があり、野球・ソフト、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフインの5競技、18種目が示され満場一致で可決されました。

過去のHP(平成26年11月28日ブログ)でご紹介をしましたが、都議会では全員総意で5年後の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い野球・ソフト、空手を追加競技にすることを決議して関係機関に要請活動をしました。

開催都市の議会が決議をした案件です。それも総意で决定をしましたので議長としてはホッと一安心です

後は来年の夏のIOC総会ですべての競技が認められることを祈っています。

引き続き旧エンブレムについての反省点について報告がありました。そして東京藝術大学学長の宮田亮平氏を座長とする準備会が行われ、新たな東京2020エンブレム委員会が編成される事が理事会で提案され了承されました。来年の夏までを目途に決めたいようです。同じ過ちを繰り返すことなく頑張って欲しいです。
その他、報告事項がありました。

髙島なおき5年後の開催に向け、組織委員会が行うアクション&レガシープランとして5本の柱が検討されています。この案件を常に注視をしています。

その柱とは、アスリート委員会、街づくり・持続可能性委員会、文化・教育委員会、経済・テクノロジー委員会、メディア委員会の各委員会です。

会議の合計は19回も行っているそうですが、各委員会がまとめたアクション、レガシーをどう具現化するかが必要です。

机上論で論議をして報告しても具体的に実行しなければなりません。

髙島はオールジャパンでオリンピックの感動を体感したいと考えています。そして、「アスリートファースト」とは言え、東京が10年後、20年後に誇れる都市として生き残るためにも多くの課題を提案して実行することが必要です。例えば、街づくり、環境、バリアフリー、ユニバーサルデザイン、交通、文化、経済、教育、グローバルなどなど、考えればきりがないほどの課題があります。

この事をしっかりと考え、苗を植えることが明日の東京を決定します。

5年後の東京オリンピック・パラリンピックを成功させることは当然ですが、その先の東京を目指して努力をしたいです。

組織委員会の課題、難題は多数あります。

私たちは何が起きたかではなく、どう対処するかが問われています。反省がなければ進歩はありません。

組織委員会の理事として森会長を先頭に頑張ります。