9月3日(木) 10時30分より昨日に引き続き予算要望ヒアリングです。
途中で23区特別区議長会が正副議長に要望活動にお見えになりました。
待機児解消、鉄道の連立化、ホームレス問題など23区の課題は東京都の課題と言っても過言ではありません。
共に連携をして解決に向け努力を続けたいです。
正午からは都議会自民党総会です。常任委員会メンバーを始め多くの議事が発表されました。
その後は、都庁第1本庁舎7階ホールでは東京都ボランティア活動推進協議会第1回会合が行われ議長として出席、祝辞を述べました。
5年後の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い6万人、8万人とも言われるボランティアが必要です。学生から社会人まで多くの共助が求められます。3年後にはボランティア参加の募集を行う予定です。
そこで、企業、学校、NPOなど多様な主体が集積する大都市ならではの「共助」の仕組みづくりに向け、官民が連携して、活動しやすい環境づくりを図ることが必要です。
そのために、この協議会の活動を通じて、ボランティア活動を推進することを期待したいです。
その後は、「夏に咲く都内の花き展示・PR」が行なわれ見学をしてきました。
足立区の生産者の花きも展示され嬉しい限りです。
予算要望ヒアリング、行政の方たちの打ち合わせなどで気がつけば6時過ぎです。急いで地元の会合です。
ところで、1日のエンブレム取り下げについて報道機関は連日取り上げています。
新国立競技場の案件と同様に責任者は誰だ。犯人探しにやっきです。
髙島なおきは東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事を務めています。当然の事ですが組織委員会を批判する記事も掲載されています。
私自身も悔しさと残念な気持ちで心が一杯です。
しかし、2016年の招致委員会理事として努力の積み重ね、多くの方たちの協力がありながら敗北を期しました。
あの時の理事会での涙を流した方たちの姿を忘れる事はできません。
その悔しさがエネルギーとなり更に大きな輪となり2020年を勝ち得たと信じています。
成し遂げるための苦労を知っている人は、安易にその物を壊すことはできません。
あの招致決定の瞬間の喜びと日本国民全体の高揚感は何処に行ってしまったのでしょうか。
無論、反省がなければ進歩がありません。「何が起きたかではなくどう対処するか」が問われる時ではないでしょうか。
批判ではなく皆さんの心が一つになり前進することが求められています。
第1回東京オリンピック開催は戦後の荒廃した日本から発展する姿を世界の方達にお見せしました。
第2回東京オリンピック・パラリンピックは成熟した日本をお見せする大会です。
今こそ日本人の心が試される時です。涙が流すのは5年後、大会が終了した時まで我慢をしましょう。
今、成すべき事を努力するだけです。
(注)傲慢な意見を述べました。申し訳ありません。しかし、素直な気持ちで書きました。ご理解くださ い。