1月17日(木) 大阪市の橋下市長は市立桜宮高校の体育科入試を中止しなければ市長の権限である教育予算の執行停止などの対抗手段を取る考えを示しました。
又、桜宮高校の体育科の教師全員を入れ替えない場合には体育科教師の人件費も執行しないとしています。
市立中学校の校長会からは入試を実施するように要望書が提出されていますが市長は考えを変える様子はないそうです。
尚、教育委員会は21日に入試を中止するか判断をするそうです。
体罰問題で大きな議論をされていますが、市長は過去、体罰については肯定的な発言をしていましたが、今回の事件を受け遺族に面談をして否定的な強い態度を示してきました。
海外では賛否両論あるようですが、愛情を持った体罰か、暴力の境は判断が難しいです。
只、教育行政は独立した組織でありながらも首長と言う立場で介入する事の是々非々は今後大きな議論を呼ぶ事と思いますが、片側では市長として意図を持っての発言と考える事も出来ます。
今後も体罰問題は文科省も含め注視する必要があります。