3月31日(土) 年度末です。
久し振りに春の風を感じます。やっと、桜が咲いてくれる予感がします。
事務所で仕事をしていたら東京都のI部長から電話が入りました。
土曜日、休みの日です。何かあったのかと心配をしながら電話を替わりました。
受話器からは元気な声で
「明日から福島県の東京事務所に行きます。大変お世話になったので一言お礼がしたくて連絡をしました。」との事です。
東京都は昨年の大震災後に被災地3県に東京事務所を設け復旧、復興活動をしています。延べ何万人もの都庁マンが被災地で汗を流しました。そして、現在もその努力が続けられています。
先日の人事異動の発表で福島県に出行する事は分かっていましたが、報告の電話を頂き大変恐縮をしました。そして、その思いと同時に厳しい都政の課題を頑張っている姿が目に浮かびました。
無論、宮仕えですから何処へ行こうが仕事は仕事です。家族がありながら単身赴任で明日福島に向かうそうです。
期間は1年間との事。来年、都議選があります。島も頑張って議席を取り戻すから、共に都政で汗を流そうと約束をさせて頂きました。
そして、昨日同様に頂いた電話の事を話しました。
電話の主は島が区議会議員時代から公私にわたりご指導を頂いた足立区のK部長です。
3月末で無事に退職をしました。再任用で福島県相馬市へ行くとの事です。
彼も同様に単身赴任で向かいます。建築関係の仕事に従事していたので仮設住宅から本住宅への仕事をするそうです。どの様な経緯で相馬市へ行く事になったかは充分に理解はできませんが、電話での声は元気で挨拶に来れないお詫びをしていました。
島は共に福島県に向かう行政マンに対してエールを送り何か協力し合えることがあれば宜しくと伝えました。
昨年の言葉は「絆」です。
厳しい状況に置かれている被災地に対してがれき撤去も進んでいない状況を見ると悔しさだけが心に残ります。
本当に絆が必要のは今ではないでしょうか。
何か1年も経過をすると風化してしまう現状で、私たちは忘れてはいけない事が一杯あります。
被災地へ向かう2人に心から感謝と激励のエールを送ります。