6月3日(金) 何処に行っても話題は昨日の民主党の混乱です。ペテン師発言など国民はうんざりです。そんな事よりは被災地、被災者の支援に全力を注ぐべきです。
今日も午後より都庁での打ち合わせです。第2回定例会に提出を予定されている補正予算(案)について説明を受けました。「東京緊急対策2011」の実施に必要な経費についての予算上の措置では補正額を1,374億円を計上しました。
その柱は、1、首都東京の総合力を活用した被災者・被災地支援 2、電力危機突破のための東京都の緊急対策 3、放射能の不安から都民や事業者を守る 4、大震災の影響を受けた産業の再生 5、東京を高度な防災都市へと生まれ変わらせる 以上です。詳細な議論は9日に開催を予定をしている首都圏ゼミナールで議論をします。是非、ご参加をお待ちしています。
その後、多くの行政マンと打ち合わせです。東京都の職員も多数被災地に行き支援活動をしています。
特に発災後、被災地3県に東京事務所を設置して各県からの支援要請に応えています。がれきの撤去につても区市町村の職員、都職員業界の皆さんが現地に赴き仮置き場に選別をしてがれきの撤去を行っています。聞くところによると当初は国で対応するとしながらも出来ずに各県が処理をする事になりました。その間も時間のロスが生じました。更に3県でも考え方がまちまちです。年間の発生量の20年以上のがれきを速やかに廃棄するには相当な力仕事です。東京都も多くの提案をしながら職員も派遣をして協力をしています。又、超法規の対応を出来ないままです。間もなく3カ月が経過をする段階でがれきの撤去だけでも全体の20%前後です。政府の無能さが露呈をしています。東京都は災害廃棄物処理の支援に3ヵ年で280億円の歳出を考えています。
又、復興会議も1日7時間以上費やし言いぱなしの会合だそうです。誰かが受け止め具現化していく事がないそうです。何のための会議か情けないです。決断と実行が求められています。うそつき、ペテン師では国民は納得しません。