9月30日(木) 日本は何処へ向かうのか。そんな不安が心をよぎります。
尖閣列島問題では昨夜、民主党の国会議員が北京に入りました。報道では菅総理の親書を携えての訪問だそうです。しかし、政府は一切関知しないと伝えています。
又、ロシアのメドヴェージェフ大統領は北京へ公式訪問後、必ず北方領土を視察すると声明を出しました。過去の大統領が北方領土を訪問すると発言するのは初めてです。
それも中国に訪問をしている最中に尖閣列島問題が起きて日本の外交能力が試されている時の発言です。
まさに外交の不手際を知り足元を見た対応と言っても過言ではありません。
民主党政権は普天間に続き、更に世界に日本の力の無さを示してしまいました。
又、地方自治体では鹿児島県阿久根市で市長と議会が混乱をし、数か月議会を開催する事が出来ない状況に陥っています。
名古屋市でも同様の問題があります。河村市長は議会解散の署名活動を進めています。自治体の首長が議会解散に向け活動しているのは異例です。
橋元大阪府知事は大阪都構想を打ち出しています。都議会議員を務めていた島からすれば時代を逆行する施策と言っても過言ではありません。
そして、昨夜東国原宮崎県知事は知事を一期で辞職をする事を表明しました。県知事では限界があると発言しております。そうは言え、東京都知事に立候補する噂も出ています。
多くの首長が地域の活性化、街づくりで活躍しています。
しかし、地方議会は首長も議会も有権者の投票で選出された方々です。俗に言われる車の両輪、交わってはならない相互の関係が共に協力し合い自治体の発展に寄与しなければなりません。
首長と議会の2元制の世界が地方自治の確立を促します。
どうか首長さん、議会の皆さん。思いと情熱は理解しますが、地域住民も考え進んで下さい。地方自治をもう一度勉強して下さい。こんな事をやっているから国から相手にされないのです。