8月23日(月) 近頃、新聞を見る見る機会が少なくなった。忙しさは変わらないが何か興味をそそる記事がないのかもしれない。
7月の参議院選挙が終了して衆参が逆転し混乱を呈すると思っていたが1週間程度の質疑が終わりそれ以来2カ月間政治は空白期間である。新聞に掲載されるのは民主党の代表選と円高と景気低迷の話題だけです。だからと言って何か期待できる施策を打ち出す事もなく、淡々と時間が経過するだけです。
あの普天間問題も8月決着と聞いていますが全く記事にもなりません。
あるのは軽井沢で小沢、鳩山が揃って100名以上の議員を集めて気勢を上げたそうです。菅総理は1期生の議員を集め3年後の衆参同時選挙を示唆して圧力を掛けているそうです。議長は負け組は離党するだろうと発言し、何か世の中は代表選がバラ色の世界をつくるような錯覚しているように感じます。
日本は世界から見れば評価は落ちてしまい3等国と言われても仕方がありません。アジアのリーダーと自負していた日本は中国をはじめ他のアジア諸国から期待もされない国に落ちてしまいました。
久しぶりにテレビニュースを見れば都内大田区の中小企業がタイに新たな生産拠点を設ける姿や国内の金型工場が外国資本に買収される報道がなされていました。何の資源もない日本が技術で世界と対峙していたものが海外に流失する姿は見る事が出来ない程の情けなさです。
現職時代に島は横浜、川崎、東京港3港連携で議員連盟を立ち上げました。何度も横浜、川崎の議員と会い、港湾関係者とも会いながらの設立です。
今回、国は港湾の開発に京浜港を含め2港を選定しました。期待は大ですが、先日の報道では国内の港湾取扱量を合算しても韓国釜山港の取扱高に負けています。釜山の港湾関係者のコメントは今更、日本が港湾を改修工事しても手遅れですと、述べていました。こんな日本をどう再生するのか、誰が変えていくのか、大事な時期に来ています。1年の遅れを取り戻すためには何年もの汗が必要です。
国民の選択した民主党に期待をするしかありません。国民の選択ですから。