12月19日(土) 民主党政権が新年度の予算編成に向け汗を流しています。
パフォーマンスの事業仕分けを行い3兆円の減額も1兆円以下の結果になりました。
しかし、東京都はこの事業仕分けの影響は否定できません。廃止、縮小、移管、見直しなど様々な結果を出しましたが、現実には新年度の予算にどの程度の影響があるかは不明です。
各種業界の皆さんとの話し合いにおいても多くの課題が提示されます。
港湾関係でも昨年、横浜港、川崎港、東京港の3港連携を締結しました。これは過去、東京港は各国の船舶が寄港し輸出入に大きな貢献をしました。世界的にも上位の位置づけでしたが韓国、シガポールなど諸外国が港湾整備を急速に進めた事により東京湾は乗り遅れ今では世界ランキングも驚くほどの低落です。この事は首都圏のみならず日本の経済にも大きな影響を及ぼしました。
現在、スパー中枢港湾について3港の首長が国へ要望を出しています
又、自民党政権で外環道の延伸の為の建設が決定され約90億円の予算が組まれました。しかし、民主党政権が発足し残念な事に5億円の調査費しか認められず地元区市町村は国に代わり土地の取得をしながらその清算が出来ない状況です。
更に私学の分野についても民主党政権に振り回されています。東京都議会では「私立高等学校等の授業料軽減及び幼稚園奨励費補助の見直しに関する意見書」を自民党が提案し公明、共産が賛成しました。しかし、民主党は反対をして不採択になりました。
地元の私学の大会など催しがあれば民主党の議員は声を大にして私学振興に汗を流すと言いながら現実は考えられない対応をしています。
小沢幹事長は各団体に対し民主党に協力し来年の参議院選挙に応援をしなければ国からの補助金も付けないと豪語しています。
ある団体の全国の会長は島にこんな事を話してくれました。「今の状況は異常です。民主党に脅かされ言う事を聞かなければ金は出さない。だから顔だけは民主党に出すが結果は期待できない、ただ邪魔されないようにするだけです。」と、述べていました。
これが民主主義とは断じて認めません。こんな日本にした事を国民は理解しているのでしょうか。
日本の将来は暗黒です。一筋の光を求めて努力をしなければなりません。