10月4日(月) 先月初め、東京都世田谷区教育委員会は、全国で初めての「日本語教育特区」の実現をめざす方針を明らかにしました。小学校では、国語の授業時間を増やすとともに、国語の専門教員を配置して国語教育を充実させる予定です。
中学校では、思考力や表現力を養うため、「哲学」「表現」「日本文化」という教科を新設します。
今まで、英語など外国語教育に比べると、日本語教育を充実させようという動きは少なかったと思います。日本人が日本語を学びなおすことにより、日本語が本来持っている美しさ、繊細さを知り、豊かな表現力を身に付けることによって、温かい人間性が育むことができればよいと思います。
この、「日本語教育特区」の構想が成功することにより、全国的に再び日本語を学び直す流れができていけばと私も期待しています。