10月16日(木) 東京都の人口は約12,360,000人。その代表として都議会議員は127名・人口の0.0010275%。
2年後に対等合併を目指す秋田県本荘市と由利郡7町は、合併後、8市町現職議員132名がそのまま新市の議員になれる案を首長会に提出しました。これは、法定協議会で正式提案される見通しだそうです。
問題の新市の人口ですが、約9万人。議員が132名ですから、人口の0.15%の人が議員です。約680人に1人が議員。当然の事ながら、全国最多の地方議員を抱える地方議会です。
人が多ければ町が良くなる訳ではありません。むしろ無駄に多いとスピード感がなくなり、まとまりもなくなります。自分達に痛みのない合併は町の人の為に本当になっているのでしょうか?
もっとも、これは合併特例法が定められている期間(最長2年)だけであって、本来は、合併時に各議員は失職し、50日以内に法定定数内で(今回のケースは上限30議席)新市議選挙が行われます。