7月30日(水) 昨夜、F区議会議員の納涼の夕べに参加をしてきました。5月に行なわれた区議選の祝勝会を兼ねた会でした。鈴木区長も出席し盛大に開催されました。
その折、ある業界の理事長さんと話す機会があり、「せっかく鈴木区長が再選され2期目がスタートしたが、助役が2名から1名になり心配です」との事。なぜ、心配なのですかとお聞きしたら、「2名でも大変な仕事だったのに1名で本当の仕事ができるのかな?」とおっしゃっていました。
鈴木区長は今年度から日本で初めて、予算を「包括予算」としました。これまで予算の組み立ては財務当局が各部から上げられた事業予定をチェックし予算化をするものでした。そのため各部は自分の予算を減らされないよう大変な努力を求められ、更に各部の意向が充分反映されない傾向でした。
それを今年度から改め、各部に一定の予算を渡しておき各部が必要度の高いものから責任を持って執行させようとするものです。この制度により区民の皆さんが何を今求めているかという希望に的確に対応することができるようになると同時に、各部の責任が重くなりました。
区役所の部長の力量が区政の発展の大きな原動力になる訳です。そして年度が終了したとき本当に予算が正当に使われたか行政評価も求められます。
この「包括予算」の内容聴取のため5月には竹中平蔵大臣が足立区に視察に来られました。
このような背景の中、鈴木区長は各部長がさらに活動していただくため助役を1名にしました。私は、区長の決断に賛美を送り全面的に協力を惜しみません。
※リンク:足立区・平成15年度予算より包括予算制度を実施しております
※リンク:足立区役所・区長からのメッセージ(2003-04-23)