7月7日(月) 七夕は旧暦7月7日の行事で、奈良時代から祭られてきた五節句の1つです。起源は様々ですが代表的なものは2つあると言われています。
1、中国の宮廷行事・乞巧奠(きっこうでん)が伝来したもの
2、農村のみそぎ、棚機女の行事、収穫祭/う蘭盆(旧7月15日)の準備
日本の七夕祭はその2つが合体したものだそうです。地方によっても祭り方は様々です。
万葉集に、詠み人は不明ですが『天漢(あまのがわ)梶音聞(かじおときこゆ)孫星(ひこぼしと)
与織女(たなばたつめと)今夕相霜(こよいあふらしも)』意味:天の川の船のかいの音が聞こえている。彦星と織姫が今宵会っているのだろうか。
古今和歌集に、凡河内躬恒(おうちこうちのみつね)が詠んだ『七夕に かしつる糸のうちはへて 年の緒長く こひやわたらん』意味:七夕におそなえした糸のように、何年も長く恋が続きますように。
と淡い恋の歌がたくさん詠まれています。
今日はあいにくの雨ですが、七夕飾りの短冊に何をお願いしますか?