《帰宅後は必ず手洗いとうがいを行いましょう。》
《感染しない、感染させない。》
《三密に気を付けましょう。》

5月5日(火) 吉村大阪府知事のニュースが目につきます。
吉村大阪府知事は記者会見で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い5月31日までの緊急事態宣言が延長されたことを受け外出自粛要請や休業要請を段階的解除する独自の解除基準、大阪モデルを策定発表しました。
高島の記憶が間違いなければ全国で初めて終息へ向かうゴール、出口戦略を示しました。
その条件は、感染経路不明者の数は10名以下、陽性率が7%未満、重症者の病床使用率が60%未満の三点です。これらの条件が1週間以上継続されれば段階的に解除する方針です。
報道ではこれらの条件はすでに数日クリアーしているようです。
知事の記者会見を見る限り不測の事態が起きることになれば今まで同様の対策を継続するとも発言をしていました。
医療現場からは懸念する報道も出ていますが、何よりも自粛規制で苦しんでいる事業者の方たちには朗報といえるでしょう。
5月6日までの辛抱だ。その思いで、各事業者は知恵を出しながら努力を積みかなせてきました。
「延長」という言葉は逃れられないと感じながらも何とか一途の望みを託していた事も事実です。
結果はだれも予想はできないでしょう。
しかし、少しでも希望と期待をもって頑張れる、エネルギーになる事を見せることが不可欠ではないでしょうか。
ひるがえって、東京都知事の記者会見も拝見をしました。30分以上長々と発言をして記者の質問には、ほとんど行政の担当局長が答弁をする姿を見て、この方は現状を充分に理解しているのだろうか?と考えるのは高島だけではないと思います。30分以上かけた説明も自己満足以外に何もありません。
無論、都民に向けたメッセージですから丁寧に行うのは否定しませんがポイントをついて分かりやすい記者会見でなくてはなりません。
1時間に及ぶ会見を拝見して後味の悪い記憶しか残りませんでした。
東京都独自の緊急事態宣言終息への条件については、国の動向を見ながらロードマップを作成するなど。
何か決断をしなければならない時には責任を逃れ、国に押し付ける姿を何度も見ました。
報道では、手柄は知事、責任は国、そんな姿が見えるとか、知事は国とのつばぜり合いに終始しているとか、東京都のことは考えていないなど耳にする機会もでてきました。
近い将来、点数稼ぎに自粛要請協力金の対象業種以外に今回と同様に追加することも予想されます。ならば、
実際に苦しんでいる業種、業態の声を聴くべきです。
無論、対象業者の皆さんも大事ですが同様に苦しんでいる事業者にぜひ目を向けてほしいです。
都議会自民党は同様の要請を知事に何度も訴えました。
残念です。悔しいです。