9月10日(水) 自民党総裁選がスタートしました。そのなか、野中広務元幹事長が引退表明されました。理由はマスコミ報道で皆さんご承知の通りです。
4年前、鈴木区長と共産党吉田候補との厳しい戦いの折、足立区本木地区の演説会に駆けつけて下さり、あの独特の声での激励の挨拶が今でも忘れられません。
この決断は、本人の責任でお決めになったと理解します。しかし、目先のことで判断が歪められ、信頼を無視する議員がいるとしたら人間として失格ではないでしょうか。「約束は守る」「信頼に生き信頼に死す」高島なおきは、その思いで今日まで努力してきました。その気持ちをこれからも持ち続けます。また、派閥政治も崩壊の道をたどり始めました。
10月1日よりディーゼル車規制がスタートします。東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で同時に始まる予定でしたが、千葉県が事実上離脱する見通しとなりました。
千葉県議会はディーゼル車排ガス規制条例の罰則規定の適用を2005年3月まで延期する方針を固め今日、県自民党総会で正式決定する方針だそうです。各都県では、規制導入を目前に控え対象車両への排ガス浄化装置装着を懸命に呼びかけてきました。千葉県では装置の装着は22.3%にとどまっており県の装着購入への補助が不十分である以上、罰則規定は遅らせるべきと考え延期を判断したと思われます。装着が最も進んでいる東京都では、10月の規制開始時点で、規制対象車の2割(推計)が違反車両と想定されますが、装着の申請をしていれば罰則の対象にはなりません。
良い空気を吸いたい、首都圏の環境を良くしよう、との理念で努力をしてきたにも拘らず突然、このような対応をする千葉県に対し理解ができません。もしこのような姿勢をとるとするならば隣接自冶体にも充分コンセンサスを得て行うべきだと思います。築き上げた信頼関係はどうなるのでしょうか。
※リンク:毎日新聞・罰則適用を伸ばす条例改正へ 自民党千葉県連
※リンク:Yahoo!ニュース・排ガス規制の罰則先送りへ 自民千葉「補助も不十分」