東京都議会議員 足立区選出 高島直樹(たかしまなおき)の公式サイトです。
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新交通日暮里・舎人線車両基地建設について

2月16日(日) 13日に質問をした結果が出てきました。日暮里・舎人新線の19年度開業に向け不可欠な車両基地の建設がスタートします。インフラ外の建設を行う東京地下鉄建設(株)は、2月14日付けで以下のように発表しました。
 1、事業の名称  「新交通日暮里・舎人線巣車両基地整備事業」
 2、施設位置   都立舎人公園予定地
 3、施設規模   長さ約550m・幅85m面積約46,800??
 4、構 造    地下一層構造(上部を公園利用する)
 5、整備予定スケジュール
  ・契約公表 :平成15年2月24日以降(インターネットにて公表)
  ・着 工  :平成16年4月予定
私が13日の一般質問でこの事について質問をし、東京都から良い形で答弁を頂いた次の日に、東京地下鉄建設?蠅愿豕圓?ら建設要請の連絡が入りました。時間はかかりましたが、車両基地なくしては新線事業も進みません。日暮里・舎人新線の完成までZenryokuでバックアップしていく所存です。

石原東京都知事の思い

2月13日(木) 午前5時です。今日の午後1時からの一般質問の読み込みをしています。
昨日の、本会議において、わが党の代表質問で石原知事は、2期目立候補についてこのような発言をしました。 「4年間を振り返り反省も、また多少の自負もあります。そして、知事としての仕事は、最低でも2期努めなければ、その成果は表れない」 と、私はこの言葉こそ、立候補の決意表明と理解します。ご本人は、3月7日本会議最終日に正式発表するとの事です。 期待します。

特例都道449号(金八道路)のニュースを見て

2月8日(土) 今月6日付けの読売新聞に特例道路449号線(荒川土手中段道路)のニュースが掲載されていました。この道路は、北区から江東区を結び荒川沿いを通過する道路です。足立区内では、西新井橋〜千住新橋〜堀切橋間で通行止めでした。この区間は、昭和47年に完成しましたが当時の美濃部東京都知事が「橋の哲学(一人の反対があれば公共工事はしない)」の考え方で、一部の反対のため通行させなかったのです。その間、下段の道路を利用していましたが、道路の幅員は狭く、歩道もなく、事故の多い道路でした。当時はこのような考え方の道路が5路線以上ありましたが、時代の変遷により開通していないのは、この路線のみとなりました。
地域の方々と、東京都が数多く会合を開き、足立区の協力を頂き、この度、西新井橋〜千住新橋、東武線〜柳原交差点間の供用開始が予定されました。私自身も、区議会議員当時からの政策課題でした。反対の声には、災害時の不安・環境問題が取り上げられたとの事ですが、災害時には、この道路は通行止めになり、避難の邪魔にならず、日常は信号機、歩道、横断歩道を設置して安全確保をします。また中段・下段に交通量が分散され環境にも良いと考えます。さらには、高齢者や身体のご不自由な方などへの対策として既設階段のスロープ化、既設スロープの勾配改善などを行います。
是非、多くの都民のご理解を頂きたいと思います。
※リンク:Yomiuri On-Line:社会・「金八先生」の土手沿い道路、車通行で住民と都が対立

新型の路面電車で都会にオアシスを

2月28日(金) 先日、豊島区において平成15年度・予算案重点施策を発表しました。その中で、私が非常に興味を持ったのは、「池袋副都心再生プランの策定」という項目部分の、池袋駅東口から南池袋まで通っているグリーン大通り約1kmの区間に新世代路面電車・LRTを走らせるという計画です。
このLRTは、現在、都内で走っている都電のスピードが速く騒音が小さい近代的になったものと想像していただければわかるかと思います。車の排気ガス・騒音・交通渋滞・駐車場不足・環境問題に悩む都市の交通政策として、ヨーロッパなどで積極的に導入されています。また低床式であるため乗り降りがしやすいといった特徴があり、このことは人々の往来をうながし、地域の活性化になると期待されています。
豊島区の計画は策定をしようという段階なので開通するかどうかは未定ですが、この新しい試みは全国的にも一石を投じることになりそうです。
その昔、私の住む足立区千住4丁目から、都心に向け都電が走っていた時代のことを思い出します(学生時代、通学に毎日利用していました)。足立区でも、ヨーロッパのようにLRTが街並みに溶け込み、車が少なく、人と環境の調和が取れた街づくりができるかどうか検討してみたいと思います。
※リンク:豊島区・平成15年度予算案重点施策(PDFファイル)
※リンク:LRTのある風景へようこそ!

小中一貫教育『4・3・2制』

2月18日(火) 品川区では2006年の開校を目指して、9年間の義務教育課程を、小中一貫で『4年・3年・2年』という学年に構成する考えをまとめました。これは、子供の心身の発育段階に合わせて学校運営するという狙いがあります。
品川区教育委員会によると、最初の4年は、学級担任による指導中心で、残り5年間は教科担任制による指導になります。その他、必修科目に加えて選択教育学習も取り入れられ、最後の2年間は選択学習の時間を増し、さらに自由な勉学の機会を与えるということです。
対象となったそれぞれの小・中学校は、文部科学省の研究開発校に指定されており、学習指導要領に縛られず教育課程の編成が可能になります。
足立区でも、学区域の廃止や、五反野小学校の“新しいタイプの学校運営”への取り組みなど、子供達の成長に合わせて指導する教育を推進しています。子供を持つ親として、学力の低下が叫ばれている今、限られた時間の中で、多くの事に興味を持たせ、その中でどれだけ個人の能力を引き出してあげられるか、学校に期待するところがあります。しかしながら、転入の問題など、素朴な疑問も無くはありません。これからの動向を見て、良い制度はどんどん吸収し、実践していきたいと考えています。

間伐材を使ったガードフェンス設置について

2月6日(木) 東京都建設局は、千代田区一番町のイギリス大使館前において、試行的に間伐材のガードフェンスを設置しています。これは、人工的で冷ややかと感じがちな歩行者空間を「潤い」と「ぬくもり」を感じる空間へと転換する目的で設置されましたが、これらの木製ガードフェンスなどを評価・検討するため、学識経験者を含めた委員会が設置され、望ましい歩行空間を都民と共に創っていくことを目指しています。東京都のホームページなどで皆さんのご意見を伺っています。どしどし投稿してみてはいかがでしょうか。
間伐:山林手入れの方法の1つで、立木密度を疎にし、発育を助ける為、材木の一部を伐採すること。(広辞苑より) 15年度には、足立区でも間伐材を使用したガードフェンスの設置を考えています。
※リンク:東京都建設局・間伐材をガードフェンスなどに使います

都立高・推薦入試、学区撤廃で応募者増

2月4日(火) 都立高校の推薦入試の願書受け付けが28日に締め切られ、本日合格発表がありました。
東京都教育庁によると、全日制の応募倍率は昨年を0.66ポイント上回る3.42倍で、都立高で推薦入試が始まった1982年以降最高となりました。これは、「学区の撤廃や、受験生が書く『自己PRカード』を合否判定に導入したことなどが応募者増につながった」のではと考えられます。
推薦入試を実施する全日制180校の募集人員10,010人に対し、最終応募者は34,226人で、昨年の28,270人より約6000人増えました。
コース制、単位制を除く普通科全体の倍率は4.05倍(男子3.37倍、女子4.80倍)で、昨年を0.89ポイント上回りました。最も倍率が高かったのは、男子が国立高校の9.44倍、女子が向丘高校の12.32倍でした。旧学区外からの応募割合が最も高かったのは、男女とも日比谷高校で、男子の75.9%、女子の74.3%を占めました。一方、水元高校の男子、小石川工業高校の建設科など、7校10科で定員割れとなりました。
2月20日には一般入試があります。受験生のみなさんには、風邪などひかないように頑張って欲しいですね。 「サクラ サク!」を待っています!
※リンク:東京都教育委員会

“踏切すいすい事業”完成第1号!

2月7日(金) 東京都は、都市機能を著しく阻害している踏切渋滞を、短期間に緩和・解消しようという『踏切すいすい事業』の完成第1号として、調布駅付近の踏切渋滞を今年3月末に解消します。
ここは、ピーク時には1時間に34分間も遮断されているという鴨川街道と京王線とが交差する踏切で、渋滞による大気汚染や騒音が近隣の住民を困らせていました。そこで、京王線の連続立体交差が完成するまでの間、緊急的に仮設道路橋を設置する事にしました。
この“踏切すいすい事業”の特徴として、創意工夫の成果が随所に見られます。例えば、工期の短縮→当初4年かかると考えられていたものが、2年に短縮されました。これは、直接基礎で杭打ちを省略したり、橋脚と桁の1本化により現場作業を短縮したりするものです。また、材料の選定にも工夫があり、市場調達できる既製品や規格品のみが使用されているところです。これによって、仮設道路橋撤去後、材料の転用が可能になります。
私は、北千住にある大踏切、竹の塚にある開かずの踏切の渋滞解消・連続立体交差を早急に強く求めていきたいと考えています。

上野動物園のパンダ、メキシコへ出張

現在、上野動物園にいるジャイアントパンダの名前を皆さんはご存知ですか?正解は『陵陵(りんりん)』です。リンリン(オス・17歳)は、1985年9月5日に北京動物園で人工授精によって生まれ、1992年11月5日に上野動物園にやってきました。
上野動物園では、アメリカにあるサンディエゴ動物学協会の支援により、メキシコのチャプルテペック動物園とジャイアントパンダの共同繁殖に取り組んでいます。そこで、リンリンが、今月27日(月)に繁殖のため約3ヶ月間チャプルテペック動物園に出張することになりました。その際友好親善のしるしとして、レッサーパンダの『タラ(オス・7歳)』と『ハナ(メス・1歳)』も同行し、メキシコで新たな生活を始めます。
リンリンは過去2回メキシコに渡り、メス3頭との繁殖を試みましたが、残念ながら妊娠には至りませんでした。しかし、中国以外で初めてジャイアントパンダの出産に成功し、現在3頭のメスを飼育中のチャプルテペック動物園で再度繁殖を目指してメキシコに渡ります。是非、春には嬉しい知らせを聞きたいですね。
→おまけの話
昨年5月、日中国交正常化30周年記念事業で都議団が中国へ訪問した際、ジャイアントパンダの寄贈について中国にお願いしたところ、丁重にお断りされました。希少動物なだけにそう簡単には頂けないんですね。
※リンク:東京都報道発表資料・ジャイアントパンダの「リンリン」メキシコへ
※リンク:恩賜上野動物園

家庭からでる「注射針」を安全に回収 モデル事業が始まっています

1月27日(月) 私は、東京都薬事審議会に委員として所属しているので、都民の健康を支える「薬」のことを勉強する機会が増えました。
現在、家庭内でインシュリン注射など治療をしている方が大勢います。そこで問題となっていたのが「使用済みの注射針」。注射針は「医療廃棄物」という区分に分かれ、そのまま家庭ゴミとして出すことはできません。ゴミを回収する人たちに注射針が刺さる事故が多く、問題となっているからです。在宅治療者は使用済み注射針の処分に困っていました。
そこで東京都は、東京都薬剤師会のご協力により、杉並区と練馬区で使用済み注射針のモデル回収事業を開始しました。これは、両区の薬局店で、在宅治療者の使用済み注射針を回収するというものです。
まだまだ始まったばかりのモデル事業なので、回収にあたって薬局店側の苦労があるようですが、こうした取り組みが東京都と東京都薬剤師会の「協働」で行なわれていくことは多いに評価できます。ひとつひとつ問題点を解決し東京都全体に広がっていけばと思います。
※リンク:東京都報道発表資料・在宅医療廃棄物(使用済み注射針)モデル回収事業が始まります
※リンク:東京都薬剤師会

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