東京都政
東京都議会公営企業委員会に所属しました
2003年10月8日 東京都政
10月7日(火) 昨日で第3回東京都議会が終了しました。本会議終了後各常任委員会の改選があり、公営企業委員会の理事になりました。本委員会では何点かの課題を持ち所属します。
19年開業の日暮里・舎人新線の運営委託を受ける交通局がどこまで考え、その責任を負えるか、更に、放射11号線と環状7号線の交差点にある水道局用地に大規模な地下貯水槽の建設を予定しています。
前回の小右衛門給水所と同様に地元還元施設を取得し、上部については、地域活性化に寄与できる施設建設を求めていきたいと思います。
下水道局については、施設の老朽化が激しい足立区内を含めて早急な対応を推進したいと思います。多くの課題が東京都、足立区にあります全力で主張していきます。ご期待下さい。
また、各種審議会では、東京都都市計画審議会委員(東京都全域の街づくりの決定機関、都計審)と中央卸売市場審議会委員(都内全域の公営市場の審議)に就任しました区議時代から関心のある審議会です。勉強していきます。
(写真:都計審の会議前には、ダンボール箱で資料が届きます!今回は15kgほど)
小柴昌俊教授・名誉都民に
2003年10月2日 東京都政
10月2日(木) 昨日の「都民の日」東京都も各分野で活躍をした都民289名の方を都功労者として表彰しました。特にノーベル物理学賞を受賞した東大名誉教授の小柴昌俊さんに名誉都民の称号を贈りました。小柴さんは「何十年も税金を使い、役に立たない研究をしていると思って身の細る思いをしていましたが、今回は都民の皆さんに、《それで良かったんだ》と、言ってもらえた」と喜びのご挨拶をしていました。また、小柴先生は、ノーベル物理学賞の賞金など私財を投じ、基礎科学研究や理科教育の振興を図る「平成基礎科学財団」を設立することになり、文部科学省から今月1日、許可を受けました。 ただただ頭の下がる思いです。
第3回定例会『代表質問』
2003年9月25日 東京都政
9月25日(木) 第3回定例会代表質問日です。夜の9時過ぎまで都議会に缶詰です。特に銀行税、ディーゼル規制、治安対策等々、都政の課題は山積しています。各党は石原知事に対しどんな論戦を挑むか楽しみです。
昨夜は、先輩都議の佐藤裕彦先生(品川区選出)のディナーパーティーに出席してきました。恒例の会で会場は溢れんばかりの人でした。ご来賓のなかに石原慎太郎知事の奥様がお見えになりご挨拶をしていました。その後、佐藤先生の謝辞で東京3区から自民党公認候補として立候補が決定した知事の三男、石原宏高(ひろたか)さんをご紹介していました。私も初めてお会いしましたが、立派なご挨拶をしていました。
投票日まで(?)時間もなく大変な戦いが予想されます。是非、品川区にお知り合いがいましたらご紹介下さい。
下水道・経年管の取替え
2003年9月24日 東京都政
9月24日(水) 先月22日午前、荒川河川敷内の水道管が破裂し足立区他5区の広域に渡って濁水が出た事は皆さんも記憶に新しいと思いますが、下水道管が破裂すると、濁水の被害だけでなく、道路の陥没といった被害が出てきます。
東京都の下水道局が調べたところ、破損した下水道管の殆どが明治・大正期に整備されたもので耐用年数の50年を大幅に超えています。そこで、都では、経年管の解消を重要課題と位置づけ、取替計画『K0(ケイゼロ)プロジェクト』に基づいて解消を進めています。
足立区でも配水本管119kmのうち経年管は2km(1.7%)配水小管は1188kmのうち14km(1.2%)あります。これをそれぞれ平成23年度・25年度までに解消しようと工事をしています。
なかなか目には見えない事なので実感はありませんが、下水道局は私達の生活を縁の下で支えてくれている重要な施設です。工事のときはご協力をお願いします。
議長・副議長が決定しました
2003年9月19日 東京都政
9月19日(金) 昨日から始まった平成15年第3回定例会で、東京都議会自由民主党から千代田区選出の内田茂先生が議長に、都議会公明党から品川区選出の中山秀雄先生が副議長に決定しました。
私は10月で建設・住宅委員長の任期が終わります。次は公営企業委員会の理事で東京都・足立区の発展のため全力で頑張ります!!
※リンク:Yahoo!ニュース・新議長に内田茂氏、副議長は中山秀雄氏−−都議会 /東京
備えあれば憂い無し
2003年9月2日 東京都政
9月2日(火) 関東大震災並みの直下型大地震がいつ来てもおかしくないと言われている昨今ですが、そんな大地震に襲われた場合、東京都は、民間賃貸住宅の空き物件を活用し、被災者に応急的な住宅として提供するという仕組みを整え、協力して頂ける民間団体と覚書を交わしました。自治体が民間住宅を借り上げ、提供する例はありますが、事前に覚書を交わしておくというシステムは全国でも初めての試みです。
被災者に貸し出されるのは、あくまでも落ち着き先が決まる応急的なもので、入居期間は6ヶ月を目途としています。
今回、東京都宅地建物取引業協会などの3団体が協力に応じてくれました。傘下の会員さんは約2万に上るため、震災が起きても約1万戸は確保できるとしています。
これらの試みには、空き家を使うことによって、仮設住宅を建設するコストがかからず、撤去時に廃棄物も出ない為、効率的で環境にも配慮できると言うメリットがあります。
※リンク:東京都報道発表資料・震災時における民間賃貸住宅の活用について
※リンク:社団法人 東京都宅地建物取引業協会
※リンク:全日本不動産協会東京都本部
建設局の民活・規制緩和の取り組み
2003年8月29日 東京都政
8月31日(日) 東京都の建設局は、昨年の7月に「民間との共同事業推進計画」を策定して以来、様々な民活・規制緩和に取り組んでいます。生活に身近なものや、企業が事業を行なう上で利便性が向上した例など、着実に成果を上げています。
この計画の策定から1年が経ち、新たに民活・規制緩和策が追加されました。今回追加された取り組みのひとつに、小規模な土木工事において、掘り返した道路を一時的に仮埋め戻しをする材料に発砲スチロールを使用できるようにするというものがあります。今までは砂しか使えなかったため、再発掘するのにもコストや時間がかかり、夜間作業時には騒音の問題がありました。発砲スチロールならば、軽く、作業は簡単になり、騒音もコストも環境負荷もかなり減らせると見ています。
また他にも、動物園のサポーター制度導入、河川敷への駐輪場設置などの策があります。決して数は多くはありませんが、こうした取り組みを重ねていくことによって、行政の無駄がなくなり、住みよい街ができていくと思います。
※リンク:東京都報道発表資料・民活・規制緩和推進への取組みについて
燃料電池で走る「都バス」が運行されます
2003年8月26日 東京都政
8月27日(水) 28日より国内では初となる燃料電池バスが、都バスの路線で運行されます。このバスは、未来のエネルギーといわれる「水素」を燃料とし、空気中の酸素と科学反応させて電力を生み出してモーターを動かします。水素と酸素の科学反応で「水」ができると中学生のころ理科の実験でやりました。排出物は水だけですから普通のバスとは違い、とてもクリーンだといえます。
この燃料電池車は、車両コストや運行コスト、エネルギーの安全性など普及への課題がたくさんありますが、これを機に普及への足がかりとなればよいと思います。
また、ほとんど普及していない燃料電池車に気軽に乗車できる機会ですので、ぜひ体験してみてください。運賃は他の都バスと変りありません。
※リンク:毎日新聞・燃料電池バス営業運行 28日に国内初、都2路線にお目見え
※リンク:トヨタ自動車・エコ・バス停で会いましょう。FCHV-BUS2
※リンク:drivingFuture.com・トヨタの燃料電池バス、まもなく発進
※リンク:東京都交通局・燃料電池バスの営業運行について
ジャイアントパンダ人工授精の結果
2003年8月25日 東京都政
8月29日(金) 上野動物園では今年初めから、メキシコのチャプルテペック動物園と協力し、ジャイアントパンダの人工授精を実施してきました。
4月にメキシコから大役を果たして帰ってきたリンリン(♂)も待ち焦がれていた赤ちゃんですが、残念ながら人工授精を実施したシンシン(♀)・シュアンシュアン(♀)の妊娠は確認されませんでした。そして、今回の共同繁殖プロジェクトでは妊娠しなかったものと判断を下しました。
しかし、まだ諦めません!詳細は未定ですが、今度はメキシコからメスのジャイアントパンダが上野動物園に来園し、繁殖を試みます。待ち遠しいです。