東京都政
土壌汚染対策 新たな総合的取り組みへ
2004年5月14日 東京都政
5月14日(金) 昨日は、都議会自民党の総会、都市計画審議会、勉強会と大忙しでした。都計審については昨日のHPに掲載しましたが、今日は土壌汚染対策についてです。
平成16年度第1回定例会において、高島は質問をしましたが、そのひとつに土壌汚染対策がありました。その質問を受け、都環境局が土壌汚染対策に係る中小零細企業者への支援策についてしっかりとした考え方を持って説明に来ましたのでご紹介します。
現在、土壌汚染は大きな社会問題化しています。しかし、関係業界の方が廃業するにも転業するにも汚染された土壌を改良(処理)するためには莫大な資金が必要となり、資金力の乏しい中小零細事業者の方は知識も乏しく、汚染費用の負担に苦慮している状況です。そこで、新たな総合的取り組みを行い積極的に対応するとの事です。資料室に取り組みの内容を掲載しましたのでご覧下さい。
※資料室:土壌汚染対策(新たな総合的取組)の概要
※資料室:議事録・平成16年第一回定例会一般質問(2004-03-03)
※リンク:東京都環境局・東京都の土壌汚染対策
築地市場の空き部屋を稽古場に開放
2004年5月12日 東京都政
5月11日(火) 東京都は今月初めから築地市場の空き部屋を演劇等の稽古場に開放しています。これは、日頃練習場を確保する為に苦慮している若手の劇団を支援しようという試みです。かつて都の事務室だった約300平方メートルの部屋は柱が無く、近所に住宅が無いため騒音や振動を気にすることなく使用できます。すでに来年3月末までの利用者12団体は専門家による審査で決定しています。
※リンク:東京都報道発表資料・「文化活動への都施設の開放事業」開始!
※リンク:毎日新聞・都の築地市場の空き部屋、演劇稽古場に開放
公園管理も民間委託へ 指定管理者制度の導入
2004年5月10日 東京都政
5月9日(日) 都立公園の管理も民間の創意・工夫を取り入れようと東京都は「指定管理者制度」を導入しました。民間事業者が見積もった計画書を出し、東京都が審査し指定管理者を決定します。都は経費を支払いますが、競争原理の導入で管理コストを抑えられるメリットがあります。都内の都立公園は75箇所あります。そのうち64箇所に新制度を導入する予定です。民間はどれだけビジネスチャンスを掴めるか、これまで一括して管理を受注していた外郭団体は一層の努力が必要になってきます。どんどんお互いが競争しいいものを創っていくことは大いに賛成です。
※リンク:経済産業省・「パブリックビジネスの影響に関する研究会」報告書の公表について
※リンク:経済産業省・日本版PPP(Public Private Partnership:公共サービスの民間開放)の実現に向けて
※リンク:野村総合研究所・民業化する公的サービス・パブリックビジネス拡大の期待と課題(PDFファイル)
※リンク:公園情報センター・公園等の指定管理者公募速報
※リンク:東京都建設局・小山内裏公園の指定管理者を募集します
舎人公園ドッグランのボランティア大募集!
2004年5月8日 東京都政
5月8日(土) 以前から舎人ドッグランの設置に向け努力させて頂いている事をHPにも何度か掲載させて頂きましたが、また少し動きがありましたのでご報告させていただきます。
舎人公園のドッグランのボランティアを募集します。
期間:5月10日(月)から6月17日(木)
掲示場所:舎人公園内に募集の掲示をします
登録場所:舎人公園管理事務所で受付を行います
総会:6月25日(金)に予定しています。
第1回ボランティア総会では、ドッグランに対する都の取り組みを報告し、次回以降は、利用規約や設置場所についての協議をする予定です。
都響の行方は?
2004年5月7日 東京都政
5月6日(木) 今年3月末で東京文化会館の館長・三善氏が辞任し、国内屈指のハイレベルのオーケストラの東京都交響楽団員が2年ごとの契約制度での雇用ということになり大変波紋をよんでいたことは記憶に新しいと思いますが、また新たに都響の音楽監督で指揮者のガリー・ベルティーニ氏が来年3月末で退任する事が決まりました。後任はまだ未定のようで、常任指揮者を置いて様子を見る方針です。この辞任がどのような理由であるかはわかりませんが、(今後も都響の指揮台に立つことになっているそうですが)都民の為の交響楽団として再構築を目指すと言われ、平成18年4月までに全楽団員の「終身雇用制」から「期間の定めのある労働契約」に転換され、民間人理事長の起用等されますが、このように雇用不安のある中ではたしてクオリティーの高い演奏が出来るのかは不明です。
※リンク:東京都交響楽団
電柱がないまちへ 無電柱化推進計画を策定
2004年4月29日 東京都政
4月30日(金) 東京都建設局は、都道の電柱地中化をさらに推進するため、「無電柱化推進計画」を策定し、08年度までに延長420kmの地中化を目指します。
都はすでに86年度から「電線類地中化計画」に基づき地中化を推進してきており、計画(2300km)のうち03年度末までに、区部の36%が整備されてきました。今回の策定により、区部53%の整備の見通しになります。この中で今回足立区内では、商店街活性化事業などによる面的な整備として、北千住駅前地区が含まれました。
海外に目を向けると、ロンドンでは100%地中化が達成されており、歴史的建造物を相まってとても美しい街並みを形成しています。また千代田区では無電柱率34.8%であり、都心区と比べ足立区は無電柱率0.62%で、極わずかです(98年建設省道路局調べ)。
竹ノ塚駅東口の駅前道路や、千住5丁目の学びビア前の道路(通称:板垣道路)等が電柱地中化を完了しており、広々とした美しい街並みが形成されています。さらに無電柱化を進めていきたいと思います。
※リンク:東京都報道発表資料・東京都「無電柱化推進計画」の策定について
※リンク:国土交通省・「無電柱化推進計画」の策定について
※リンク:国土交通省道路局・電線類地中化
秋葉原駅前再開発 「秋葉原クロスフィールド」と名称決定
2004年4月29日 東京都政
4月28日(水) 元の神田市場の跡地、秋葉原駅前が開発されていることはご存じの方も多いと思いますが、先日、再開発ビルの名称が発表され、「秋葉原クロスフィールド」と決定されました。
ここは、IT(情報技術)産業の拠点としようという計画で、2つの大きなビルに高速通信に対応するデータセンターやイベントホール、また、東京大学の大学院情報理工学系研究科内のコンピュータ科学など現在ある5専攻を統合し、このビルに創造情報学専攻を新設します。ほかにもビル内には、飲食等もできるレストラン街も併設され、気軽に立ち寄れる開放的な研究拠点が生まれます。
来年秋に開通する、つくばエクスプレスによって、筑波研究学園都市との相互交流も盛んに行われるのではないでしょうか。また先日工事が始まった、北千住の旧足立区庁舎跡地の(仮称)あだち新産業振興センターが完成し、鉄道によって結ばれるつくば・北千住・秋葉原が、新しい形の産業を開花する起爆剤になることに期待が高まります。
※リンク:ascii24.com 秋葉原駅前開発、完成後は“秋葉原クロスフィールド”に名称決定
※リンク:東京大学 大学院情報理工学系研究科
※リンク:足立区・(仮称)あだち新産業振興センターについて
首都高横断工事が無事終了
2004年4月27日 東京都政
4月27日(火) 昨晩から日暮里・舎人新線の首都高横断工事の最後の工程が行われ、無事本日3時に終了しました。最後の工程は、送り出した桁を降下させる作業で、1時52分に終了し、その後桁固定を行いました。首都高の交通開放は予定を1時間半前倒しし、3時46分に行いました。
風の影響などで最初の作業が遅れる不測の事態も起こりましたが、無事終了することができ、ホッとしております。
また、本日正午前から、日暮里・舎人新線の車両基地整備事業の着工式が行われました。場所は陸上競技場の東側になります。規模としては、約530m×85mで、地下1層構造、最大17両編成の車両が収容可能です。19年度開業に向け着々と工事が進んおり、私も遅れることなく開業できるよう更に努力してまいります。
(写真:工事終了後、西新井橋から見る首都高横断橋梁)
※リンク:東京都地下鉄建設?蝓?車両基地イメージ図