東京都政
竹の塚駅・北千住駅の踏切が「重点踏切」に
2004年6月11日 東京都政
6月11日(金) テレビでも開かずの踏切のニュースが話題になりましたが、東京都は確実に踏切対策を考えています。そして、この度、正式に竹の塚駅・北千住駅の踏切が、2025年度までに重点的に対策を実施・検討すべき「重点踏切」と認定されました。
都内に1200箇所ある踏切のうち390箇所が「重点踏切」に指定されました。そのうち、竹の塚が該当する「鉄道立体化の検討対象区間」が20箇所。北千住が該当する「鉄道立体化以外の対策の検討対象区間」が83箇所あります。
この開かずの踏切を解消するためには、鉄道の立体化等が必要ですが、いくつかの課題もあります。現在、竹の塚駅付近の都市計画道路補助261号線の整備が検討されていますが、その整備計画や事業実施時期との整合を図る必要があるということ。また、車庫や引き上げ線の取り扱いを検討しなければいけないということなどがあります。
いずれにしても、私の悲願だった竹の塚の連続立体交差事業が、また一歩前進しました。
これから、より安全で円滑な交通を確保するために対策をじっくり検討していきます。
※リンク:東京都報道発表資料・「踏切対策基本方針」の公表について
築地市場が排ガス規制?
2004年6月10日 東京都政
6月8日(火) 築地市場には何度か視察に伺ったことがありますが、場内は小さな運搬車が大量の食料品を運んでいます。この運搬車の出す排ガスが東京都の定める環境基準を大幅に上回っており、その改善策として、運搬車のガソリン車から電動への切り替えをお願いしてきました。しかし馬力が無い等の理由からなかなか進まないのが現実です。東京都ではまだ2割程度しか電動化されていないのに対し、京都市ではすべて電動に、大阪市でも約8割が電動化されており、都の対策は遅れ気味です。今後、都中央卸売市場条例に「環境への配慮」を盛り込む改正案を審議していきます。
※リンク:朝日新聞・築地市場、構内運搬車の排ガス汚染深刻 都が条例改正へ
ちょっと見てきました
2004年6月3日 東京都政
6月3日(木) 昨日、自民党東京都連会長 八代英太先生のパーティーが赤坂プリンスホテルでありました。都連所属の各級議員が大勢お祝いにかけてつけており、大変盛大に行われました。
その帰りに、以前ご紹介した、東京都の施設の東京国際フォーラムのガラス棟のネーミングライツをこの目で見てみようと思い、有楽町に寄り道をしました。ガラス棟の入り口にカッティングされた“CHANEL”の文字が張られ、中のガラスには大きな垂れ幕の形をしたシャネル商品の写真が飾られていました。正直「ん?これだけ?」という思いもしましたが、外を歩いていても中にいても必ず目に入る大きな広告ですので効果あるのものだと期待します。
広報の仕方はそれぞれですが、このように、どんどん民間に使っていただけると用途の幅も広がります。
写真:CHANELの垂れ幕
平成16年度第2回定例会 開会
2004年6月2日 東京都政
6月2日(水) 昨日から東京都議会第二回定例会が開催されました。石原慎太郎知事は所信表明の中で今年3月、六本木ヒルズで自動回転扉に男児が挟まれて死亡するという痛ましい事故が発生しました事について、直ちに調査したところ都内に同種の大型回転扉が180台設置され、80件以上の事故が発生したことが判明した。こうした事故が二度と繰り返さないよう都として独自の安全基準を早急に検討し、この秋にも関係条例を改正したいと述べました。更に、治安対策については、この4月から総勢115名の都職員が警視庁と東京入国管理局で即戦力として働きはじめと報告され、又都が実施した意識調査によれば、都内の中・高校生の2割以上が「万引きは大した問題ではない」と考えており、こうした間違った認識を正すためにも、万引防止の具体的な方策が必要であり、関係業界などと協力して、この夏までに実践的なアクションプラン策定すると決意を述べました。その他、都政の重要課題に触れ本会議がスタートされました。高島も今回は議場での質問はありませんが委員会やその他の場面で強く都政、区政について議論していきます。
※リンク:東京都議会
「思い出ベンチ」第2弾
2004年6月2日 東京都政
6月1日(火) 都立公園内のベンチに寄贈者の名前やメッセージを刻んだプレートを取り付けた「思い出ベンチ」事業が昨年スタートさせましたが、好評のため、今年も今日から募集することにしました。現在は、日比谷公園・井の頭公園のみでしたが、今年は、上野公園・代々木公園・水元公園・小金井公園に、また、多磨霊園・谷中霊園等の霊園にも合計17ヶ所・100基の設置の募集をします。
また、全国の自治体からの問い合わせが相次ぎ知的財産の保護を目的に「思い出ベンチ」の名前とデザインの商標登録をしました。
※リンク:東京都報道発表資料・あなたの思い出を公園・霊園に残しませんか
間伐材ガードフェンスを延伸します
2004年5月25日 東京都政
5月25日(火) 現在、足立区西綾瀬2丁目9番地辺りの補助139号線沿いにグレーのガードフェンスが設置されています。これは以前にもご紹介させて頂いた、“間伐材”を使ったガードフェンスです。よりよい森林を作るため間伐した木材を有効利用しようと都内で試験的に設置されてきました。この木の暖かさがとても好評で、同じ補助139号線沿いに綾瀬川に向かって約80メートル(1ブロック)近隣の方と話し合いながら、今年度中に延伸することになりました。何気ない風景ですが、鉄のガードレールの下に咲いた花より木のガードフェンスの下に咲く花のほうが綺麗に見えたり、近づくと見える木目がホっとさせてくれたりと街によく馴染んでいると思います。お近くを通った際は是非見てみてください。
※リンク:Mapion 西綾瀬間伐材ガードフェンスの地図(西綾瀬2丁目9番地付近)
※リンク:東京都建設局・間伐材を使ったガードフェンス
新設の江北給水所を核にしたまちづくり
2004年5月22日 東京都政
5月24日(月) 先日、小衛門給水所の記事を掲載しましたが、実は、足立区にはもう1ヶ所・江北給水所があります。以前は、水道局の西営業所として運営され地下には工業用水のタンクが埋設されていましたが、事故時や震災時に強い、信頼性の高い送配水システムを構築するため給水施設を新設します。
整備の目的は広大な配水区域の解消と配水池の容量不足と偏在の解消で、上水道タンクを埋設します。整備概要は、配水区域は、足立区の一部(20.3キロ平方メートル・足立区の面積の約4割)、給水人口は23万人、一日最大配水量は9.9万立方メートルです。給水所築造の工事工程は平成16〜23年度、送配水管工事は平成19〜23年度で、総事業費は230億円(給水所:約140億円、送配水管:約90億円)です。
ところでこの江北給水所の場所は、環状7号線と放射11号線の交差地点(環七江北陸橋脇)にあり、平成19年度開通予定の日暮里・舎人新線がスタートするとこの地域は街づくりの拠点となることから、高島も以前から水道局と議論を交わしていました。その結果、上部利用については、配水池は全地下式としタンク上部は二階建て商業施設等と駐車場が設置できるよう上載荷重5トン/平方メートルに耐えられるような構造にします。敷地の有効利用を考慮し、配水池は西側に寄せ、東側に中層の施設を南北に建設できるスペースを確保します。ポンプ塔は、まちづくりの景観に大きく左右されるため、周辺環境と調和したデザインにします。なお、上部利用のための建物等の整備は、給水所竣工後(平成23年度)に実施します。新たな街づくり、沿線整備を含めこれからも努力していきます。
※リンク:Mapion 江北給水所の地図(江北5丁目5番地付近)
※写真:江北給水所の上部
小右衛門給水所の工事は着々と
2004年5月22日 東京都政
5月21日(金) 現在、中央本町3丁目で東京都水道局の小右衛門給水所の工事が行われているのはご存知でしょうか。過去、球体のタンクが2基ありましたが、半地下式の配水池に変える工事で、順調に推移しています。
先日も地元町会長さんをはじめ近隣の方と工事現場を視察してきました。発生した残土もできる限り外に出さず再処理して埋め戻しを行い環境に注意しています。更に、近隣の方にご迷惑を最小限にするため大変な努力をしていることが肌で感じられ見学者の皆さんも安心しました。以前は、夜になると淋しくなり街路灯も僅かしかなく痴漢も出没していた地域ですが完成後は、施設の上部と地面との高低差は約5mとなりますが上部は、地元還元施設として公園にする予定です。街路灯や道路も整備し上部は地域のご意見を頂きながら素晴らしい公園になります。是非、期待をして下さい。
(写真:小右衛門給水所で説明を受ける高島)
※リンク:東京都魅力ある建設事業推進協議会・小右衛門給水所の見学
※リンク:Mapion 小右衛門給水所の地図(中央本町3丁目8番付近)