東京都政
千住消防署が移転改築へ
2005年2月22日 東京都政
2月22日(火) 開署から73年を迎えた千住消防署が旧足立区役所の北側にあります。現在の千住消防署の建物は、建築から43年が経ち(昭和36年築)、老朽化著しく耐震性が低いため、改築の検討がされていました。また、標準的な消防署としては敷地が非常に狭いことから、現在地より移転しての改築も視野に入れ検討が行われていました。
今日、その方向性が決まり消防庁より報告がありました。改築移転先を千住中居町の旧・東京電力足立支社跡とし、今後、地元への説明や測量など移転に向けて最終的な調整を行います。
移転先は日光街道に面しているので緊急車両の出動にも支障がなく、各消防署の配置バランスも良いところです。敷地面積も2.5倍広くなります。千住消防署は、地域の防災機能をさらに強化充実した、新たな消防庁舎として出発することになります。
※リンク:千住消防署
※リンク:Yahoo!地図情報・千住消防署の移転先の地図(足立区千住中居町)
東京都ナノテクノロジーセンターが開設
2005年2月21日 東京都政
2月21日(月) 東京都の平成16年度重点事業である「東京都ナノテクノロジーセンター」が今日、開設されました。
ナノテクノロジーは、有機EL(紙のようなディスプレイ等)、発光ダイオード(LED信号機、低電力照明等)、カーボンナノチューブ(医療新薬の製造・超大容量のバッテリー等)と、「基盤技術」であるため、製造業以外にも様々な分野での応用が可能。いまや私たちの生活にはかかせないもの技術で、大きな可能性を秘めています。
そのナノテクの支援センターが開設され、産学公の共同研究をする場、そして製造業などの現場における技術力の向上を目指す支援拠点として活動が始まりました。都の支援であっと驚くようなものが誕生することに期待したいと思います。
※リンク:東京都報道発表資料・東京都ナノテクノロジーセンターの開設について
※リンク:東京都中小企業振興公社・城南地域中小企業振興センター
※リンク:ナノエレクトロニクス.jp – ナノテクノロジー入門サイト
都立高校 一般入学試験 全日制最終倍率1.42倍
2005年2月19日 東京都政
2月19日(土) 先日、都立高校の一般入学試験の応募倍率が発表されました。平均倍率は、1.42倍(前年1.44倍)となりました。足立区内の学校では、推薦入試の時に高倍率となった足立新田高校が2.23倍、エンカレッジスクール制度を導入し学科試験のない足立東高校が2.79倍と、両校の倍率が高くなっています。特色ある取り組みを行っている学校に人気が集まっているようです。
試験は来週2月23日に行われ(足立東高は23日、24日に適性検査)、発表は3月1日です。受験生の皆さん、精一杯がんばりましょう。
※リンク:東京都報道発表資料・平成17年度東京都立高等学校等入学者選抜応募状況
※リンク:東京新聞・都立高校最終倍率 全日制で1.42倍
土地取引関係者向け 土壌汚染対策セミナーが開催されます
2005年2月17日 東京都政
2月17日(木) 昨年7月に低コストの土壌汚染処理技術の開発促進に向けて「土壌汚染処理技術フォーラム」が開催されました。このフォーラムには多くの都民の方たちが詰め掛け会場が満員になり、配布する資料が足らなくなってしまったほど、この土壌汚染問題には注目が集まっています。
このフォーラムの開催後、低コスト土壌汚染処理技術の開発が進んできていますが、さらなる処理技術の開発促進のため、東京都は土壌汚染処理業界へ要請することになりました。
また今月25日には、汚染された土地が適正に評価されて土地取引が促されるよう、正しい知識をもっていただくために、土地取引に関係する企業(不動産・金融・損保会社など)を対象にセミナーが開催されます。
土壌汚染問題は、大きな社会問題です。しかしながら、土壌汚染に対する正しい知識の普及と処理技術のさらなる向上があってこそ、土壌汚染問題に立ち向かえると思います。ぜひセミナーにご参加をいただいて正しい知識を得ていただきたいと思います。そして技術開発者の方々のさらなるご努力に期待します。
※リンク:東京都報道発表資料・『低コスト土壌汚染処理への取組み促進要請』及び『土壌汚染対策セミナー』を実施します
※リンク:社団法人 土壌環境センター
都バス 足立区役所〜浅草雷門線・土曜休日 3月12日運行開始
2005年2月12日 東京都政
2月12日(土) 先日のニュースでもお知らせした、都バス・足立区役所〜浅草雷門線の土曜休日運行開始日が3月12日と決まりました。
また、王子駅〜新田2丁目線の現在の終バス以降に、さらに2本増発することになりました。さらに便利になるよう要望していきたいと思います。
系統
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路線
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変更内容
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現
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新
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実施予定日
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草43系統 | 足立区役所〜浅草雷門 | 土日祝運行開始 |
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朝夕、合計2〜4本増発 | H17.3.12 |
王40系統 | 池袋駅東口〜西新井駅 | 終バス時間延長 |
22:00
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22:17 | H17.4 |
王41系統 | 王子駅〜新田2丁目 | 終バス2本増発 |
–
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22:41 22:52 |
(写真:浅草雷門行きのバス)
明日、一般質問をします
2005年2月6日 東京都政
3月2日(水) 明日3日、一般質問に立ちます。お時間がありましたら、是非、都議会へお越し頂き傍聴してみてください。
そんな、今年度の議会ですが、先月23日に始まりました。恒例の都響による演奏も聴かせていただきましたので、都響についてお話をします。
東京都交響楽団の経営改善計画の概要が1月末に発表になりました。
中・長期的に考える都響のあるべき姿とは、経営の自立を図りながらもお客様に満足していただける活動をするということです。指揮者や楽員との交流の場を設けたり、気軽に来場できる演奏会の提案、福祉施設をはじめ学校等への訪問をスキームにしています。また、民間人理事長や経営顧問会議の設置をし、根本からの経営を見直します。
人事については現在36名いる首席・副首席の楽員と新規採用の楽員はすべて3年ごとの契約楽員になります。54名の一般楽員は、契約楽員と終身雇用の選択制。給与体系も年功序列型から年俸制に変更し、退職金を廃止をします。年俸を決める評価についてはコンサートマスター・首席・指揮者の意見を参考に事務局が実施します。
※リンク:東京都交響楽団
指定管理者制度に注目が集まっています
2005年2月4日 東京都政
2月6日(日) 今月23日より平成17年第1回東京都議会定例会(本会議)が開会されます。17年度の予算審議をはじめ多くの案件が提出されますが、そのうちの一つに指定管理者制度の導入があります。
現在、公の施設の管理委託制度は東京都の管理団体・区市町村・公共的団体に委託していましたが今後は、株式会社・有限会社・NPO法人など民間事業者に開放します。効果としては、都民サービスの一層の向上と経費削減効果が期待でき、民間においては新しい経済活動の市場となります。又、管理団体等にとっては、これまでの独占的管理が崩れるため、民間事業者との競争にさらされ、経営改善の取り組みを迫られます。
今後は平成18年4月導入に向け、今議会では33件の条例改正が行なわれ、夏には公募・選定、その後議会において議決され導入されます。利用者の方々に対しサービスを低下させずコストの削減が出来れば、今後も大いに導入すべきと考えます。何かご意見があればお聞かせください。
水道局の土木・設備工事でも電子入札を開始します
2005年2月1日 東京都政
2月1日(火) 東京都水道局では、平成16年8月から水道メーターの買い入れの際、入札プロセスの透明性・公正性の確保と競争率の向上、調達業務の効率化・迅速化を図るために電子入札を実施してきました。
この度、250万円を超える水道局が公表する土木・設備工事等の競争入札案件についても平成17年4月から電子入札を導入することになりました。(単価契約、随意契約等の案件は対象外です)
また、物品買い入れにまつわる電子入札についても順次拡大し、18年度から本格実施の予定です。
※リンク:東京都水道局・電子入札に関するプレス発表
※リンク:東京都水道局・経理部契約課
都バス 足立区役所〜浅草雷門線 土曜休日も運行開始へ
2005年1月28日 東京都政
1月28日(金) 昨年1月より運行を始めている、都バスの草43系統・足立区役所〜浅草雷門路線。もともとこの路線は、千住車庫〜浅草雷門の運行であったものを、利便性向上のため、区内中央部に位置し大きなバスターミナルでもある足立区役所まで延伸したものです。延伸された地域の方や、乗り継ぎの方たちには大変好評で、乗車人数も多いとのことです。
しかしながら、延伸されたのは平日運行分のみで、土曜・休日は従来どおりの千住車庫止まりとなっていました。当然のごとく利用者の方から土曜休日も延伸運行を求める声があがり、都へ要望してまいりましたが、この3月より土曜・日曜の運行が開始されることが決定されました。運行本数は朝夕の数本ではありますが、沿線にお住まいの方たちの強い願いが実を結びました。
※リンク:東京都交通局・都営バスホームページ