8月11日(水) 日本経済新聞社と日経産業消費研究所は、全国47都道府県、695市、東京23区を対象に各自治体のIT関連についてのアンケートを行いました。全都道府県と556区市からの有効解答がありました。
アンケートの中では、各設問ごとに点数が設けられ、その合計点数が高いほどIT化が進んでいるという仕組みで、質問には「セキュリティー監査を年1回以上行っているか」などの保安対策(20点満点)「CIO(情報統括責任者)を任命しているか」といった行政内部の電子化(54点満点)「手数料等の歳入の電子納付導入」など住民サービスの電子化(52点満点)等42問がありました。
全国で一番電子化が進んでいたのは市川市で、足立区は15位。東京23区の中では1番IT化が推進されています。例えば、公文書目録の公開は平成8年から始められています。HPもとても充実しており、開設後1年半で30万人のアクセスがありました。また、庁内のインターネット接続環境整備や電子メールによる相談、区立図書館所蔵図書の検察など、とてつもなく便利になってきています。
ますます加速するであろうIT化ですが、税金を使い構築していることを念頭に置きながら、コスト削減を図りつつ広く住民の意見が反映されるシステムを運営して頂きたいと思います。